春季関西学生女子タッチフットボールトーナメント優勝決定戦、神戸大－武庫川女大が5月4日、王子スタジアムで行われた。試合は一進一退の攻防が繰り広げられたが、神戸大は終盤に逆転を許し14－21で敗れた。全国大会シュガーボウルへの出場権を得ることはできなかった。【5月4日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】?

　何度も熾烈な戦いを演じてきた武庫川女大との因縁の対決。勝機を得たかとように見えたが、勝利をものにすることはできなかった。?
　同点で迎えた試合残り3分、神戸大は攻撃権を得ていたがＱＢ弓山（発達・2年）のパスがインターセプトを受ける。その直後、決勝点となる約45ヤードＴＤを奪われた。主将のＣ田中（発達・3年）は「準備不足、力不足でした」と力なく話した。?
　昨年、攻撃の要、ＱＢ佐野が引退。後任のＱＢを任されたのは2年生の弓山だった。初のＱＢとしての公式戦。「ある程度のインターセプトはしょうがない」とチーム内でフォローし合おうと話し合っていた。しかし、終盤の大事場面でインターセプトを許してしまった。

　試合後、弓山は「もっと、ディフェンスに嫌に思われるようなＱＢになりたい」と秋季リーグまでの成長を誓った。?

●春季関西学生女子タッチフットボールトーナメント優勝決定戦（5月4日・王子スタジアム）?
神戸大　　　0　0　7　7＝14?
武庫川女大　0　7　0　14＝21?