敗北するも、成長の跡 春季関西学生ソフトボール男子

春季関西学生ソフトボール男子、神戸大-京産大が5月4日、万博記念公園スポーツ広場で行われた。神戸大は強豪京産大から7得点を奪ったが、相手打線を封じることができず、7-14で敗北。1勝5敗の5位で今春のリーグ戦を終えた。【5月5日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 さすがに3連戦とあって、エース美馬(理・3年)も疲れの色を隠すことはできず、京産大打線を封じることができなかった。守備の面でも序盤は堅さが見られ、5イニングで3失策。「気持ちで負けずに行こうということだったが、何せ守備で足を引っ張ってしまった」と主将の柴田憲(保・4年)は話した。?

 しかしこの試合、神戸大の粘りの打撃が光った。初回に4失点で流れが相手に傾きかけたのを、打力で食い止めた。2回、二死から9番梅田、1番柴田憲の連打で3点を奪い返し、神戸大の意地を見せつけた。結果的にはその後も京産大に得点を許し、コールド負けを喫したものの、「自分たちの実力さえ出せば、良い試合ができる」と柴田主将。この春の経験は必ず次につながる。?

 宿敵、大産大が同志社戦で敗れたため、大産大との直接対決で勝利した神戸大は自動降格を免れ、入れ替え戦に臨む。この日2安打と活躍した4番の守屋は「自分たちは1部と戦ったんだという自信を持って戦いたい」と話す。まずは1部残留を確実にし、その後待ち受けるインカレ予選へと向け、また神戸大ソフトボール部は始動する。

●春季関西学生ソフトボール男子(5月4日・万博記念公園スポーツ広場)
神戸大 130 03=7
京産大 430 34=14 (5回コールド)
【神戸大】●美馬-川西
【京産大】○伊藤-田中

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