近畿学生野球春季リーグ第4節2回戦、神戸大-大市大が5月19日、南港中央野球場で行われた。神戸大は先発の白木原(発達・2年)が大市大打線を3安打に抑え、完封。打線もつながり、7-0でコールド勝ちを収めた。大市大との対戦成績は1勝1敗。【5月20日 神戸大NEWS NET=UNN】?
圧巻のピッチングだった。貫禄すらも感じさせる2年生右腕が、完全復活を遂げた。?
初回、3番森に死球を与え出塁を許すも、得意のけん制で刺殺。ここから波に乗った。持ち味の直球に加え、スライダーのキレも抜群。特に制球が光り、四死球はわずかに2つ。中村監督が「最高のピッチング」と舌を巻くほどの内容で、相手に3塁を踏ませなかった。本人も「(カウント)0-2からでも、冷静に投げれた」と満足げ。?
昨秋は1年生ながらも9試合に登板し、3勝を挙げた。今季は先発の軸として期待されたが、ここまで、完投はこの試合が初めて。フォームが崩れ、本調子からは程遠かった。?
それが、大教大との3回戦(4月28日)から、変わり始めた。左足に体重が上手くかかるようになり、フォームに安定感が出た。「去年できてたことなんで、ちょっとつかんだら感覚がもどってきた」。この日、ようやく結果に結びつき、安どの表情を浮かべた。?
これでチームは2連勝。「ここに来て、投打がかみ合ってきた」と中村監督。チーム一丸となって、1部残留を目指す。
●近畿学生野球春季リーグ第4節2回戦(5月19日・南港中央野球場)
大市大 000 000 00 =0
神戸大 100 101 22x=7(規定により8回コールド)
【大市大】●河野、矢吹、佐伯-池田
【神戸大】○白木原-田中祐
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