神戸大学演劇部自由劇場の公演「テキサス芝刈機」(作:青木秀樹(クロムモリブデン)、演出:簗瀬仁美)が、6月25日から29日にかけて神戸大国際文化学部D300教室(シアター300)で行われた。【7月7日 神戸大NEWS NET=UNN】 ?
とある朝、私は、痴漢された…。周りの無関心さに業を煮やした女が引き起こした電車の脱線事故。偶然同じ電車に乗り合わせた乗客たちと織りなす対話は現実か、それとも女の妄想か。?
「一番苦労したのは美術」と語るのは、演出の簗瀬仁美さん(発達・3年)。蜂を模した芝刈機の小道具や、観客の方に飛び出した円形の舞台を用い、観客が楽しめる工夫を凝らした。?
原作「テキサス芝刈機」を上演した、劇団クロムモリブデンが使用した舞台装置や小道具をできる限り忠実に再現する一方で、要所にアドリブも多用し、自由な一面も見せた今回の舞台。簗瀬さんは「しゃべりたいことはしゃべらせる」と、役者に対する厚い信頼感を窺わせた。?
公演を観に来た女子学生(文・1年)は、「すごく面白くて、2時間があっという間に過ぎて行った」と演劇の世界に浸っていた。
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