アメフト定期戦神戸大-横浜国立大が4月30日、エキスポフラッシュフィールド(大阪府)で行われた。神戸大は先制されるなど序盤から試合のペースを奪えない。1点差で迎えた最後の攻撃シリーズでも3rdダウンロングのパスを失敗するなどあと一歩及ばず、横国大に16-17と惜敗した。【5月12日 神戸大NEWS NET=UNN】
今年で26回目を迎える横国大との定期戦。これまでは勝ち星を重ね、通算成績では横国大に大差をつけてきた神戸大。しかしこの日は先制点を取られると、ズルズルと相手ペースのまま試合を進めてしまう。そして迎えた最後の攻撃シリーズ。1点差でリードされるも、相手陣まで進入している場面。この時QB原田(海事・4年)にはパスのコールがかかっていた。しかし3回のプレーで投じたパスはいずれも失敗。結局このシリーズ、TDをあげることはおろか、1stダウンの更新もできなかった。原田は「しっかり投げ込むことができなかった。精神的な問題」と振り返る。そのまま時間が経過し、1点差で敗戦となった。
この日QBは原田の他、尾原(法・2年)、林(海事・3年)の3人が交代でプレーした。「ローテーションで回した」(萬谷ヘッドコーチ)と経験を積ませることが目的で、先日の甲南大戦で活躍し、この日もスターターで出場したRB羽星(発達・3年)も途中でサイドラインに下がった。ベストメンバーではないにしろ、毎年勝ちを収めている定期戦で、今年は惜敗を喫してしまった。DB梅本主将(経営・4年)は「自分たちに何が足りないのかを考えないといけない」と唇をかんだ。
●アメフト定期戦(4月30日・エキスポフラッシュフィールド)
神戸大 0 0 9 7=16
横国大 0 9 0 8=17
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。