1月17日14時半から3時間、神戸大国文食堂横の学生ホールにて、フェアトレードスープの試食会が行われた。主催は神戸大学が中心となった国際協力NGO「PEPUP」。【1月19日 神戸大NEWS NET=UNN】
寒く乾燥した昼下がり、オリーブオイルの香る湯気立ち上る熱いオニオンスープの無料試飲会に324人が訪れた。今回はスープに優しい舌触りと旨味を引き立てたオリーブオイルがフェアトレード商品。商品を一調味料のみに絞ったのには狙いがある。「フェアトレードのハードルを上げないため。家庭のすべての商品をフェアトレードにする必要は無い。オイル1本だけプレゼントに贈るなど、その人にできる範囲から初めてほしい。」と、本企画代表の毛利優介さん(経済・4)。
地域で試食会などの活動を主に続けてきたが、学内では大学生協にドライマンゴーの販売を委託するのみであったため、職員や学生にフェアトレードの存在を知ってもらおうと今回の試飲会を企画した。質問されない限りフェアトレードに関する詳しい説明はせず、訪れた人にただ試飲してもらって「いい商品だな」と感じさせることに重点を置く。「美味しい」「体の芯から暖まる」と、スープを口にした人々は笑顔を綻ばせた。
次回の活動は、3月2、3日に賀川記念館(神戸市中央区)にてフェアトレード食材を用いた料理を提供するカフェを開催する。詳細はPEPUPの公式HP及びブログに随時掲載予定。
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