工学研究科の塚本研究室の研究生らが、3月10日から11日にかけて梅田スカイビル(大阪府)で開催された「3.11fromKANSAI」に参加し、オリジナルの募金箱を用いた募金活動を行った。先端技術を用いた愛らしいデザインの募金箱には、小さな子供を中心に多くの募金者が集まった。【3月11日 神戸大NEWS NET=UNN】
募金箱プロジェクトの原型は約8年前の企画にさかのぼる。「工学の技術を使った募金箱を作りたい」という考えの下、開発が進められた。さまざまな改良を重ね、昨年の神戸ルミナリエなどにも今回とは別のユニークな募金箱を登用した。
今回の募金箱には、1回の募金ごとにセンサーが反応し、自動でtwitterに募金回数がつぶやかれる仕組みを搭載。募金会場だけでなく全国的に活動の様子を知ってもらおうと、このシステムを考案したという。また箱の外装は神戸芸工大の学生がデザインを請け負い、LEDの目と口が付けられるなど、遊びの心も取り入れた。研究室の武田誠二さん(工学研究科・修士課程)は「義務感ではなく、思わず募金したくなるような募金箱を目指して作った。話題になってこんな募金箱が量産されたら嬉しい」と話した。
また、高橋真喜人さん(工学研究科・修士課程)は「小さい子が募金の度に反応する箱を見て大喜びしてくれた。何回も来てくれる子もいるくらい」と話し、募金者の反応に満足そうだった。
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