理学研究科生物学専攻の林文夫教授の退職に伴う最終講義「生臭いものに魅了された40年」が14日、理学部Z103教室であった。生物学を専攻する学生や大学教員ら90人ほどが参加し、林教授の話に耳を傾けていた。【3月14日 神戸大NEWS NET=UNN】
林教授は物理学を専攻していた学部生時代から、生物という「生臭いもの」をテーマにした経緯と、現在進めている研究について話し、時折会場の笑いを誘った。40年近くの研究生活を振り返り、「わがままに近い研究活動でも大学は受け止めてくれた。大学にはこれからも自由でクリエイティブな活動を保証する場であってほしい」と締めくくった。
飛び入りで参加した3年生の男子学生は、「話を聴いて、これからの進路について考えることができた。先生のような華々しい経歴をたどれるか分からないけれど、少しでも追いつけるように努力していきたい」と話した。
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