【タッチフット】王者に大敗 「これが自分らの実力」

「悔しいけれど、これが自分らの実力」。試合後、主将のWR谷端(発達・3年)は悔しそうに話した。

 春には19‐52と大差をつけられ、敗退している神戸大。気合十分で迎えた一戦、序盤に武庫川女大は細かいパスでじわじわと詰め寄る攻撃を展開。それに対し、神戸大は短いパスに時折ロングパスを使い、武庫川女大に食らいつく。春の王者相手に第1Qを6‐6の同点で終える。

 第2Qも中盤まで12‐13と拮抗した展開を見せる。しかし終盤に武庫川女大がこの試合初となるロングパス。裏をかかれた神戸大はマークをつけることが出来ず、このロングパスを決められ、12‐20で前半2Qを折り返す。

 後半に入ると、流れは一気に武庫川女大に。「一本差で折り返されたので、『取らな』とチーム全体的に焦ってしまった」と谷川(発達・4年)が振り返るように、3連続のパス失敗や、相手キックのフィールドミスなど、神戸大の攻撃にミスが目立ち 始める。その隙を突かれ、この試合初のインターセプトを奪われると、前半とは打って変わったQBランやロングパスなど多彩な攻撃に翻弄される。後半、積極的な作戦を展開した武庫川女大に神戸大は手も足も出ず、後半は0‐14と1点も取れなかった。

 この日敗れたものの、リーグ2位通過により、東西王座決定戦への進出が決定。東西王座では、初戦で関東の1位を倒せば、武庫川女大と今年3度目の対戦になる可能性が濃厚だ。2度の敗北を受け、谷川は「分析されたら手も足も出ない。裏をかけるプレーを身につけたい」とリベンジに燃えている。谷端も「3度目の正直。2013ROOKS最後に、粘り勝ちたい」と勝利への意欲を見せた。

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