個性的な作品揃う 放送委作品上映会

神戸大放送委員会による第28回作品上映会「まさかさかさま」が、4月27日、28日の2日間に渡って出光佐三記念六甲台講堂で催された。数十秒程度のTVCMパロディから全6話からなる長編まで、部員らが制作した全9作品が上映された。【5月5日 神戸大NEWSNET=UNN】

この作品上映会は、委員会の中でも映像部門を担当する制作部が中心となり、年4回開いているもの。今回は新歓の目的もあり、会場には新入生の姿も多く見られた。プロデューサーの東智美さん(理・2年)が「部員の個性を出し切ってもらった」と話すように、部員らはそれぞれのアイデアを基に自ら撮影、編集を行っている。上映後、東さんは「ほっとしたような、寂しいような、複雑な気持ちです」と、表情を綻ばせた。

その中でも、全6話からなる「大統領とゆかいな住民たち」は、主人公であるふくろうの大統領ビクトリーが、町のトラブルを次々と解決していく人形劇風の映像作品だ。作品の起案から編集まで携わった川口智士さん(工・3年)は、「幼い頃のぬいぐるみ遊びが作品の題材になった」と話す。作品に出てくる登場人物は、川口さんが幼い頃一緒に遊んだぬいぐるみそのもの。撮影には当時遊び相手だった妹にも協力してもらった。川口さんは、「小さなぬいぐるみまで細かな動きをつけるのが、一番苦労したところでもあり、工夫したところ」と満足そうに話した。

新歓をきっかけに上映会を観に来たという新入生の1人は、「一番印象に残ったのはホラー作品の『フェイク』。怖すぎて思わずびっくりしてしまいました。次もドラマのような(ストーリー性のある)映像作品をもっと見てみたいです」と興味深そうに話した。次回の作品上映会は7月を予定している。

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