全日本選手権準決勝、大学2位の神戸大はクラブチーム1位のFALCONSと対戦。日本代表の選手を多数有するFALCONSに序盤から苦戦。 開始直後にいきなり先制点を許すと、その後も相手の猛攻。前半を3-7で折り返す。後半に入っても流れは変わらず。第4Qには5得点を挙げられるなど実力差を見せつけられ、4-14で敗退した。【12月9日 神戸大NEWSNET=UNN】
社会人NO.1チームとの対戦。「実力は相手の足下くらい」と主将のMF亀田(経済・4年)。それでも関西王者の意地は見せた。
序盤から相手の猛攻。開始1分で先制されると相手に圧倒される。早いパス回しに翻弄され、攻撃陣も相手の激しいプレッシャーでボールを奪われなかなか得点を挙げられない。
苦しい状況の中で健闘したのがAT沖田(国文・3年)。倒れこみながらもシュートを決めるなどゴールへの執念を見せ、全4得点のうち3得点を挙げる活躍だった。
「悔しいというより力が及ばなかったという気持ちが強い」という亀田。それでも「気持ち・声・運動量という部分では勝っていた。やれることはやった」と試合を振り返った。
今年ラクロス部は関西制覇、大学2位と結果を残した。「個人としても、部としてもうれしい。関西の壁を破れた」と話した亀田。11年振りの関西制覇、その結果から強い神戸大の復活に手応えを感じた様子だった。
これで4年生は引退。来年チームの中核を担う2,3年生に向けて亀田は「このレベルで試合をできたのは良い経験になったのではないかと思う。この経験を活かして来年は最低でも学生日本一にはなってくれないと困る」と笑いながらエールを送った。
得点を決められ肩を落とす選手ら(12月7日・長居第2陸上競技場で 撮影=高橋和弘)
●第5回全日本ラクロス大学選手権大会決勝
神戸大 1 2 1 0 =4
FALCONS 3 4 2 5 =14
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