前期・後期の授業期間をそれぞれ8週ずつのクォーターに分ける「2学期クォーター制」が4月から始まる。各クォーターの終わりに定期試験が実施されるため、イベントの時期が変更されるなどの影響が出ている。
神戸大生らが地域住民と共同で運営する祭り「灘チャレンジ」は、例年6月の第1日曜日に、都賀川公園(神戸市灘区)で開催されている。阪神・淡路大震災の復興祭として始まった同祭は、21回目のことし、7月3日に時期を移す。第1クォーターの試験期間との重複を避けるためだ。
実行委員長の菅桃子さん(法・2年)は「6月に試験期間が設定されることは、前から分かっていた。混乱はない」と話すが、熱中症や台風など懸念は多い。来場者の休憩場所として利用してきた、公園沿いの灘区民ホールもことしは予約が取れなかった。
さらに補講などに対応するため、6限を午後6時50分から8時20分までの時間帯に新設。学生が課外活動やアルバイトに割ける時間は減りそうだ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。