【3・4月号掲載】接収危機に「海賊」尽力 出光佐三の電報発見

 出光興産の創業者で神戸大(旧神戸高等商業学校)出身の出光佐三が母校の危機を救うため当時の学長に宛てた電報が、このほど経済経営研究所の調査で見つかった。出光は作家・百田尚樹氏の小説「海賊とよばれた男」の主人公のモデルとして知られる。

 電報は1946年、神戸大の前身、神戸経済大の学舎(現六甲台第1キャンパス)が連合国軍総司令部(GHQ)に全面接収されそうになった際に送られた。「種々手をつくしつつあり 至急上京せられたし 出光」と当時の花戸(はなど)龍蔵学長に上京を促す内容だった。

 出光は教員らにGHQとつながりを持つ元軍人を紹介するなど尽力。結果全面接収は回避され、講堂(現出光佐三記念六甲台講堂)など一部のみが接収米軍の社交場に使われた。

 大学文書史料室の野邑理栄子さんは「出光が母校のために尽力した偉大な卒業生だと示す証拠では」と話した。

【竹内涼】

◆おわびと訂正

?記事中の「経済経営研究所」を配信当初「経済経営研究科」と誤って記載していました。3月29日午前1時31分に訂正しました。おわびします。

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