神戸大出版会設立記念シンポジウムが１月３０日、百年記念館六甲ホールで行われた。学内外合わせおよそ２００人が集まった。
京都精華大学学長で漫画家の竹宮惠子さんと、工学部卒業生で小説家の福田和代さんが講演。竹宮さんは日本の漫画が世界に好評を得ている状況を、言葉が無くても絵だけで話を理解できるからだと説明。福田さんは、地方からの情報発信をテーマに講演。日本の出版社は東京に集中しているが、地方から本を出版してもインターネットで本の情報を発信できると話した。
出版会は２０１７年４月設立。神戸大の研究成果を一般に広めることを目的とし、図書を刊行する。今年１月に１冊目の「地域歴史遺産と現代社会」を刊行した。Ａ５版、２８２ページ、２４８４円（税込み）。
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