【震災特集2019】災害への取り組みを  学生震災救援隊

 阪神・淡路大震災を機に発足し、災害に関係するボランティア活動をする学生震災救援隊。現在約50人が所属し、被災地への復興支援や復興住宅でのイベントなどを行っている。

 救援隊の参加団体は四つ。毎年6、7月に震災の復興祭を開く灘チャレンジ、地域の祭りをちんどんでにぎやかすモダン・ドンチキ、復興住宅で住人などと交流する灘地域活動センター、識字教室を手伝うひまわりチームに分かれ主に活動している。

 被災地にボランティア活動に行くことも。2018年7月には、6月に発生した大阪府北部地震の被災地を訪れた。足湯に入る被災者の手をもみ、リラックスしてもらいながら話を聞く足湯ボランティアや、ボランティアセンターで被災者の需要調査をした。8月には、西日本豪雨で被害を受けた広島県三原市を訪問。土砂の撤去をはじめとした、個人の家の片付けを手伝った。

 毎年1月16~17日には、鍋を囲みながら震災を語り合う「1・17をのんびり過ごす会」を開く。震災経験者から話を聞いたり、震災を振り返る映像を流したりする。

 救援隊代表の若林宏樹さん(経済・3年)は、「救援隊に入り防災意識が高くなった」と話す。月1回ほど開く、災害に関する勉強会の運営を2年の時担当していた。勉強会のために災害について調べていくうち、防災の知識がつき災害時のために備蓄するようになったという。勉強会では、災害のシミュレーションゲームを交えるなど、楽しく学べる工夫をしていた。

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