神戸大学落語研究会が主催する「水無月寄席」が、6月11日(火)から始まった。会場の鶴甲第1キャンパスM101には多くの学生が詰めかけた。寄席は18日(火)まで金、土、日曜日を除く毎日お昼休みに行われる。最終日には大喜利やなぞかけも予定されている。<森岡聖陽、小野花菜子、渡邊志保>
(写真:連日、大入り満員の水無月寄席 2019年6月12日午後、鶴甲第1キャンパスM101教室で)
「水無月寄席」は毎年6月に開かれる入場料無料の寄席で、2年生と3年生が高座に上る。3年生の学内での公演はこれが最後。
初日は、甲家修狩 さん(工・2)が上方落語の演目の「牛ほめ」を披露。続いて、可愛家あじみさん(工・3)が孔子の故事をもとに書かれた「厩火事」で約45分の寄席のトリをつとめた。
観客は演者のボケを楽しみ、時おり大爆笑。修狩さんは「はじめ緊張したが、やり始めるとお客さんが楽しんでくれているのがわかり、自分も楽しめた。3年生の最後の公演なので楽しみに来てほしい」と語った。
学内寄席は、年内は10月に「新人寄席」があり、こちらもお昼休みの公演で入場料は無料。
《神戸大学落語研究会 水無月寄席》
●日時=2019年6月11日(火)、12日(水)、13日(木)、17日(月)、18日(火) お昼休み(12:20ごろ~13:10ごろ)。
●場所=鶴甲第1キャンパス休養室(M101教室)。
[地図]。
●アクセス=JR「六甲道」駅、阪急「六甲」駅から「六甲ケーブル下」行バス「神大国際文化学研究科前」下車。
●演者・演目予定=
▽11日(火)「牛ほめ」甲家修狩、 「厩火事」可愛家あじみ。
▽12日(水)「粗忽長屋」拡益亭貴競、 「看板の一」甲家旨嵐。
▽13日(木)「書割盗人」みなと家しぶき、 「寄合酒」拡益亭愁伝。
▽17日(月)「へっつい盗人」甲家問廊 、「青菜」みなと家さわら。
▽18日(火)「月並丁稚」甲家莫禅、 「大喜利」愁伝先生と愉快な仲間達。
了
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