六甲祭「お笑いグランプリ2019」 優勝はイヌイット

 大勢の来場者で賑わう六甲祭で、「神大お笑いグランプリ2019」が開催され、工学部3年と海事科学部2年のコンビ「イヌイット」が優勝。理学部4年と経営学部4年のコンビ「スラローム」が準優勝。審査員特別賞は三人組の「おとそ」だった。<中島星翔、前田万亜矢>>


(写真:「神大お笑いグランプリ2019」に入賞した3組。左から準優勝の「スラローム」、優勝した「イヌイット」、審査員特別賞の三人組「おとそ」 2019年11月9日午後、出光佐三記念六甲台講堂で)

 今年も学内から出場者を募り、「おとそ」、「スラローム」、「タケノコノコギリ」、「イヌイット」、「エドウィンダン」、「シーダーズ」、「ピーモン族」、「粉みかん」の計8組のコンビ・トリオが出場し、歴史ある六甲台講堂のステージに登場した。

 11月9日の午前、六甲台講堂に登場した8組が、それぞれ個性的なネタで観客の笑いを誘うなか、優勝したのは「イヌイット」。
 「イヌイット」は工学部3年の大橋誠五さんと、海事科学部2年の振角佳尚さんのコンビ。大橋さんは「3年目の出場で、今年こそは優勝したいと思っていました。」とメディア研の取材に応えた。振角さんは「来年は、乗船実習があり出場することができないので、今年が最後だと思い、出場しました。」と語った。2人とも混声合唱団エルデに所属していて、コンビを組んだという。


(写真:「神大お笑いグランプリ2019」で優勝した「イヌイット」の喜びのポーズ)

 惜しくも準優勝となったのは「スラローム」。理学部4年の谷口大悟さんと経営学部4年の澤井耀平さんのコンビ。澤井さんは「1年生のときに優勝したものの、そのあと結果を出せずにいた。最後になる今年こそは優勝するぞと思っていましが、後輩に優勝をかっさわれましたね」と悔しそう。というのも、「スラローム」の2人も混声合唱団エルデ所属で、「イヌイット」とは先輩後輩関係。谷口さんは「ネタは僕が考えています」と語り、「2人で考えたら優勝やったのにな!」と澤井さん。笑いを交えながらこたえてくれた。


(写真:「神大お笑いグランプリ2019」で不思議なポーズをとる準優勝の「スラローム」)

 審査員特別賞は三人組の「おとそ」。賞状を授与される際、あえてコメントを述べないというシュールな笑いで場を盛り上げた。

 会場に足を運んだ神戸大院生の大川航平さんは「レベルが高くて面白かったです。特に面白かったのはイヌイットと、小さい彼女のピーモン族です。世界観が面白かったです」と笑顔で話した。神戸大の見学も兼ねて友達と六甲祭に来ていた中学3年生の田辺諒二さんは、「それぞれ個性的で面白かった。おとそとピーモン族が特に好きだった」と話し、六甲祭を楽しめた様子だった。

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