七夕祭が初のオンライン開催 約30人が参加

 六甲台第1キャンパスで毎年7月上旬に開かれる学園祭「七夕祭」(ベルカン主催)が、今年はオンラインで開催された。「おうち時間の充実」をコンセプトに、イントロクイズなどの視聴者参加イベントや、神戸大生YouTuberの「パーカー」さんインタビューなどの学生が楽しめる特集記事の掲載が、特設サイト上で行われた。


(写真:イベント終了後の七夕祭公式アカウントのツイートのスクリーンショット。)

 七夕祭は毎年七夕前後の週末に六甲台第1キャンパスで開かれていて、今年で15回目。六甲台地区では、4月の新歓祭と11月の六甲祭に並ぶ規模のイベントとして、キャンドルライトによる煌びやかな装飾や恒例の「浴衣美人コンテスト」で親しまれてきた。

 七夕祭の責任者を務めたベルカンの大西哲平さん(済3年)によると、コロナウイルスの影響でベルカンの活動が止まった3月末ごろからオンライン開催を計画し始めた。「初の試みとなるため、最初は右も左もわからず、何から手をつければいいか、から考える段階でした」。大西さんは長期インターンシップでネットメディアの立ち上げに関わった経験があり、それを活かしてホームページをメインとして七夕祭を届けようという方向に落ち着いたという。

 今年の七夕祭は、特設サイト上で公開している神大生向け特集記事と、7月5日に行われた視聴者参加型イベントの2本立て。イベントでは、イントロクイズや浴衣美人コンテストなど大学生向けの企画と、ゲームなど子供向けの企画が行われ、合わせて約30人が参加した。アンケートでは「またやりたい」との声が多くあがるなど、参加者から好評だった。

 初めてのオンライン開催で、苦労も大きかった。メンバー間のコミュニケーションについては、「スタッフ内でオンライン飲み会をしたり、今それぞれのチームがどんな作業をしているのか報告会を開いたりなどの工夫をしました。ただ、振り返ってみてやはり対面でみんなで作業する方が100倍楽しいので、早く課外活動が解禁されてほしいですね」と大西さんは語っている。
 大西さんは、七夕祭を終えて「団体として初めてのオンラインイベントでしたが、リアルタイムイベントに限らず、全ての企画に関してすごくいいものに仕上がったなと思います。ベルカンの底力を見れた気がして、凄く嬉しいです。コロナウイルスで今後も大人数のイベントの開催は難しいかもしれません。そのような困難な状況下だからこそ、困っている人や何かを求めている人に価値を提供できる団体でありたいと思っています」とコメントした。

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