工学研究科・システム情報学研究科は８月３日、工学研究科の院生１人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたとホームページ上で発表した。感染した院生は７月２２日に大学構内に入構していたが、１０分程度マスク着用しての立ち入りだったため濃厚接触者はいない。院生の感染経路は調査中。

　感染した院生は、７月３１日に発熱などの症状があり、８月１日にＰＣＲ検査等を受診した結果、陽性と判明した。院生は７月２２日には工学研究科の学舎に入っていた。マスクを着用し１０分程度滞在したのみで、大学は、他者への感染の可能性はないものの、院生が滞在した研究室などの消毒、同じ場所を利用した人の体調管理を徹底するとしている。
　工学研究科は、「学生が速やかに大学に連絡をし、学生の所属する研究室等においても滞在者の記録を管理していたことにより、迅速かつ適切な対応を行うことができた」としている。

　同研究科は、学生に向けて、感染防止対策を引き続き行うこととともに、
▽体調がすぐれない時は自宅待機、速やかに工学研究科教務学生係(078-803-6350)に報告。
▽いつ・どこで・誰と接触したか、日頃から行動を記録。
▽人数に関わらず、食事会や飲み会の自粛。
の三点を呼びかけている。

（画像：８月３日付で工学部・工学研究科トップページに掲載された告知。）

○新型コロナウィルス感染者の発生について
http://www.eng.kobe-u.ac.jp/eng-ofc/covid0803.pdf

了