LANS BOX食堂が営業再開 メニュー充実に意気込み

 六甲台の文・理・農学部キャンパスにあるLANS BOX食堂が、9月28日から営業を再開した。新型コロナ対策が施された店内には続々と利用者が来店。「便利になる」「営業再開は嬉しい」と喜びの声が聞かれた。店舗担当の野間緑さんは、「(感染対策上の)安心とメニューレパートリーの充実を目指していく」と、これからの営業への意気込みを見せた。<吉田真奈香>


(画像:11時半の開店を迎え、続々と入店する利用者たち。2020年9月28日11時30分撮影。読者提供)

 六甲台の文・理・農学部キャンパス南側にあるLANS BOX食堂が、9月28日から営業を再開した。新型コロナ対策として店内にあるテーブルには1人ずつパーテーションが置かれ、カウンターにも透明なビニールの仕切り、レジと支払いを行う客との間にも同様の仕切りがあった。入り口には消毒液が置かれているほか、入り口付近では消毒と感染対策への協力を呼び掛ける音声が流れていた。


(画像:店の入り口に設置された消毒液。2020年9月28日11時42分撮影。読者提供)


(画像:テーブルごとに仕切りがされた店内。2020年9月28日11時39分撮影。読者提供)

 28日は、11時30分の開店から15分ほどで10人程が来店。この日の利用者は、「キャンパスは六甲台だが、LANS BOX食堂を利用するためにここに来た。大学に普段からいる人にとっては、(この食堂の営業再開で)とても便利になると思う」(経営学研究科の研究生・男性・35歳)、「キャンパスには毎日来ている。LANS食堂は4月から夜営業がなくなり、夏休み中の営業はいつ開いているのかわからなかった。1か月ぶりの営業再開は嬉しい」(農学研究科・男性・修士1年)と、営業再開を歓迎していた。


(画像:さっそく利用者がメニューを選んでいた。2020年9月28日11時42分撮影。読者提供)

 LANS BOX食堂店舗担当の野間緑さんは、「6月に一度営業を再開したが、学生の利用者が少なく9月から再び休業していた。今回は10月からの後期開始に向けて営業を再開した形」と教えてくれた。これからの営業については、「今日からの再開にあたって、三密を避けるなど利用者の安全を大前提に取り組む」とコロナ対策徹底の姿勢を見せ、「(後期から)食堂を新たに利用する1年生も出てくると予想されるが、初めての人にも使いやすい食堂を目指す。2年生以上の人には、メニューでもさらに満足してもらえるようにしたい」と意気込みを語った。
6月からの営業再開時にはメニューを絞っていたが、今回からはうどんなどのメニューを増やしたのだという。野間さんは、「10月以降はお客さんから要望があったフリッターの再開も目指す。(感染対策上の)安心とメニューレパートリーの充実を目指していく」とてきぱきと話してくれた。

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