近畿学生野球第4節までに勝ち点2を獲得し、3回戦を1勝1敗で迎えた神戸大は、奈学大との最終戦に敗北した。しかし、5位に終わった昨年の秋季リーグから2つ順位を上げて、3位でリーグ戦を終えた。<塚本光>
今年は、新型コロナウイルスの影響で春季リーグが中止となった。また、大学の課外活動も禁止され、練習ができない期間が続いた。また、練習再開後も大学が学内の施設の使用を禁止した影響で、8月までは学外施設での練習が続いた。
そんな異例の事態の中2020年の秋季リーグは始まった。また、このリーグで引退する4年生には、リーグに合わせて早めに就活終わらせた選手もいた。
第1節は昨年2連敗を喫した和歌山大との国立大学対決。1回戦2回戦共に終盤に勝ち越され、惜敗し、勝ち点を落とした。
第2節も昨年2連敗の大市大との対戦。1回戦は終盤に勝ち越され惜敗する。2回戦は4―0で完封勝ちをする。1勝1敗で、迎えた三回戦。終盤までリードで進めるが、9回に追いつかれ、10回にサヨナラ負け。またも勝ち点を落とし、優勝の可能性がなくなってしまった。
1つでも多く勝ち点をとりたい神戸大は第3節大府大と対戦する。1回戦2回戦共に打線が活発になり、打ち勝ち、2連勝で初の勝ち点を取った。
勢いにのりたい神戸大は第4節奈良学大と対戦。1回戦は第3節の勢いそのままに、最終回に逆転する。しかし、2回戦3回戦はいずれも1点差で敗北し、勝ち点を落とした。
最終節である第5節は阪南大との対決。1回戦は完封負けを喫するが、2回線3回戦で接戦を物にし、連勝。最後に勝ち点を獲得した。
最終的に、勝ち点2を獲得した神戸大は3位でのリーグ終了となった。
リーグ戦は9月5日から10月14日まで行われた。
<順位表>
奈良学園大 10勝2敗 勝率0.833 勝点5
和歌山大 9勝2敗 勝率0.818 勝点4
神戸大 6勝7敗 勝率0.462 勝点2
阪南大 5勝6敗 勝率0.455 勝点2
大阪市立大 4勝7敗 勝率0.364 勝点2
大阪府立大 0勝10敗勝率0.000 勝点0
了
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