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- 新野幸次郎・元学長死去 神戸の復興と発展に尽くした経済学者
神戸大元学長の新野幸次郎さんが12月13日午前0時32分、急性白血病のため神戸市内の病院で死去。95歳。葬儀は近親者により執り行われた。
(写真:新野幸次郎・元学長 神戸大学サイトから)
鳥取県出身。旧制神戸経済大学(現神戸大)を卒業後、1963年に神戸大学教授となり、産業組織論や市場経済などを研究。1976年から78年、経済学部長。1985年から91年、第9代の学長を務めた。
1991年には神戸市の「神戸都市問題研究所」所長に就任。2000年に同理事長。神戸市の行政に政策提言を続けていた。
阪神大震災直後から兵庫県の都市再生戦略策定懇話会座長など有識者会議座長を務め、復興計画の策定と実行に中心的な役割を果たした。
神戸の復興と発展に精力を傾ける一方、神戸大の卒業生が集まる場では優しい語り口で若手にも声をかけていた。
了
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