1月17日のサンテレビ震災特番 神戸大の遺族記録も紹介

 サンテレビが阪神・淡路大震災関連の特番『バトン1.17』を放送する。今年は、神戸大生の長男を震災で亡くした白木利周さんの足跡や、ニュースネット委員会の震災遺族のインタビュー記録活動にスポットを当てる。またパンデミック社会での避難をどうするか、神戸大名誉教授の室崎益輝さんの知見を解説するコーナーも。1月17日(日)17時から19時。スタジオゲストは、元NHKアナウンサーの住田功一さん(1983年経営学部卒)。

 『バトン1.17』は、阪神大震災26年を迎える兵庫県内の動きとともに、遺族の思いや震災を伝える若い世代の思いを伝える。

 阪神・淡路大震災を後世に伝える役割を果たした人たちが相次いで亡くなった。
白木利周さんもその一人。震災で、東灘区御影町郡家大倉の自宅が被災。経済学部?課程3年だった長男・健介さん(当時21歳)を亡くした。
 2002年から2年間、NPO法人 阪神淡路大震災117希望の灯り(略称HANDS)の初代の理事長つとめるなど、震災遺族の交流と情報発信に力を尽くしてきた。番組ではその足跡に触れる。

 一方、震災の記憶や教訓を次世代に継承することも課題だ。神戸大の報道サークル「神戸大学ニュースネット委員会」の学生はコロナ禍のなか、オンライン取材で遺族のインタビューを続け、情報を発信している。その活動の様子も番組が取材している。

 また、パンデミック社会で地震が起きた場合の避難をどうするか、神戸大名誉教授の室崎益輝さんの知見を解説するコーナーや、都市安全研究センター・飯塚敦教授によるスーパーコンピューターを活用した災害シミュレーション、附属図書館の震災文庫にサンテレビジョン撮影・制作による阪神・淡路大震災関連映像公開についても紹介される。

 このほか、若い世代とともに追悼行事を続ける神戸市須磨区の遺族や、歌い継がれる「しあわせ運べるように」を作詞・作曲した小学校教諭の活動なども紹介される予定だ。

●番組名=『バトン1.17?パンデミック時代のあなたへ』。
●メディア=サンテレビジョン。
●放送エリア=兵庫、大阪とその周辺。
●放送時間=2020年1月17日(日)17:00?19:00。
●司会=藤岡勇貴サンテレビニュースキャスター、小松田梓左ディレクター兼リポーター。
●ゲスト=住田功一元NHKアナウンサー。
●番組サイト=
https://sun-tv.co.jp/shinsai117/shinsai26

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