落研「文月寄席」 2か月ぶりの対面落語会

 神戸大落語研究会(落研)が主催する「文月寄席」が、7月11日に阪急六甲の神戸学生青年センターで行われた。今回は新型コロナ感染予防のため入場者の制限が行われ、大学の関係者だけが入場した。寄席の対面開催は2か月ぶり。7月17日(土)、18日(日)のあわせて3日間行われる予定。<佐藤ちひろ、宋允原>


(写真:2か月ぶりに対面で開催された落研の落語会。2021年7月11日午後、神戸市灘区の神戸学生青年センターで)

 神戸大落研の「文月寄席」が、7月11日から神戸学生青年センターの2階ホールで始まった。
 落研は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で観客を入れての開催が大学から認められず、大学の関係者だけが入場しての開催で、4月中旬の「神大寄席」以来、2か月ぶりの対面での寄席だという。

 初回は、可愛家とかちさん(国人・3)が『星野屋』、甲家志久さん(経済・3)が『饅頭怖い』を披露した。
 観客からは、演者の巧みな表現に始終笑いが巻き起こっていた。
 続いて曳砂先生と愉快な仲間たちにより行われた「大喜利」では、観客からお題を募ってなぞかけや即興の川柳づくりを行って笑いを誘い、観客の心をつかんでいた。

 大喜利に参加したみなと家はろうさんは「久しぶりに観客の生の反応が見られて楽しかった」と嬉しそうに語った。また、『星野家』を披露した可愛家とかちさんは「一番感じるのは、前より観客の数が少ないこと。一般の方への公開がなかったために、以前とのギャップがより大きく感じられる」と話した。
 7月17日(土)、18日(日)のあわせて3日間行われる。

【訂正】見出しと本文に、対面での落語会は「1年半ぶりの開催」とありましたが、「2か月ぶり」の誤りでした。お詫びして訂正します。(2021年7月23日1:00編集部)
 
《神戸大学落語研究会 文月寄席》
●日時=
2021年7月11日(日)開場:15:00、 開演:15:30
17日(土)、18日(日)開場:13:30、 開演:14:00。
●場所=神戸学生青年センター(神戸市灘区八幡町4-9-22、078-891-3018)。
[地図]
●アクセス=阪急「六甲」駅から徒歩1分。
●演者・演目予定=
▽11日(日)「星野屋」可愛家とかち、 「饅頭怖い」甲家志久 、「大喜利」曳砂先生と愉快な仲間たち。
▽17日(土)「擬宝珠」拡益亭旺頼、 「天狗裁き」甲家曳砂 、「大喜利」曳砂先生と愉快な仲間たち。
▽18日(日)「子ほめ」甲家破安 、「青菜」みなと家はろう。


(写真:多彩なボケで観客を盛り上げる演者)

(写真:会場の神戸学生青年センター)

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