神戸大アメフト部レイバンズは、10月31日、関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1の第3戦で、立命大と対戦した。強豪の立命大を相手に果敢に攻めた神戸大だが、終始試合の流れを立命が握る展開となり、21-45で敗れた。神戸大は1勝2敗となり、全日本大学アメリカンフットボール選手権出場の可能性が断たれた。次戦は、11月13日にヤンマースタジアム長居でDiv.1のBブロック3位の同志社大と対戦する。<佐藤ちひろ、昌子奈未>
神戸大アメフト部レイバンズは、10月2日、関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1の第3戦で、立命大と対戦した。
試合は王子スタジアムで、有観客で行われ、応援団やレイバンズチア、神戸大生など、多くの人が応援に駆け付けた。
(写真:応援パフォーマンスで会場を沸かす応援団とレイバンズチア)
第1Q開始後、タッチダウンとトライフォーポイントを決められ、立命大に先制されると、第1Q中盤、さらに7得点をゆるし、0-14と立命大にリードされる展開となる。
続く第2Qも、立命大ペースで試合が進む。第2Q開始早々、立命大がフィールドゴールに成功し、3得点する。なんとか得点したい神戸大は、#32の森分主将が積極的なオフェンスでゴールラインまでのランプレイをするも、タッチダウンの際に反則を取られ、得点できない。その後、立命大が再びタッチダウンとトライフォーポイントを決め、0-31と大きくリードを許したままハーフタイムに突入した。
(写真:#32森分がタッチダウンを試みるも、反則を取られ無得点。)
立命大に大きくリードされ、点を取り返したい神戸大は第3Q開始後すぐにタッチダウンとトライフォーポイントを決め、7点を追加する。しかし、その後立命大は14点を追加。なかなか流れを引き寄せることができない。
(写真:タッチダウンを決める#9馬庭)
続く第4Qでは森分主将がタッチダウンを決め、流れを作る。
(写真:タッチダウンを決める#32森分)
その後立命大には得点を許さず、#12橋本がタッチダウンを決め、神戸大は第4Qで14点を追加した。
(写真:パスを受け、得点につなげた#12橋本)
しかし、強豪立命大に追いつくことはできず、21-45で敗れた。今回の試合結果により、神戸大レイバンズが全日本大学アメリカンフットボール選手権に出場できる可能性はなくなった。
試合後、森分主将は、「一つ一つのプレーを全力で行い、常に攻めの姿勢でいるという自分たちが目指していたものはできたと思うが、実力は相手の方が上だった。」と述べ、「タッチダウンを決める際に反則をとられてしまったので、日頃の練習からプレーにもっと気を配り、精度を上げる必要があると感じた。」と悔しさをにじませた。また、2週間後に行われる同志社大戦に向けて「日本一になるという目標はもうここで断たれてしまったが、今までやってきたことすべてが間違っていたとは思わない。4回生の意地を見せてチームにいい影響を残し、来年につなげたい」と意気込んだ。
(写真:悔しさをにじませる森分主将)
了
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