120周年節目の入学式 4376人が新生活

 神戸大創立120周年となる2022年度の入学式が、4月5日午前、神戸市中央区のワールド記念ホールで行われた。学部2615人、大学院博士前期課程1201人、同後期課程300人、法科大学院と経営学専門職学位課程139人、編入・転入学生121人、計4376人が新たなステージでの生活を始めた。また、コロナ禍の中、海外からの留学生222人が入学した。<塚本光・本多真幸・昌子奈未・笠本菜々美>


(写真:整列して入場していく新入生 2022年4月5日午前9時30分ごろ 中央区港島中町のワールド記念ホールで)

 今年で創立120周年となる神戸大の入学式が4月5日、ワールド記念ホールで行われた。

 雲一つない青空の下、暖かな春の訪れが感じられる朝、新入生は、希望に満ちた表情で、入学式を迎えた。昨年に引き続き、感染防止のため、式典は学生のみが参加し、間隔を空けて2階席にも分かれて着席した。また、式典の映像は、神戸大学YouTubeチャンネルで同時中継された。


(写真:着席して式の開始を待つ新入生)

 ホールの周りを囲む形で受付を待つ長い列ができていた。ホールの入口前では、神戸大職員が混雑回避のため写真撮影を遠慮するよう呼びかけていたが、親子・友人同士で記念写真を撮る姿も多く見られた。新型コロナウイルス感染症対策のため、新入生以外の入場が禁止されていたことから、三ノ宮駅や式場の前で「いってらっしゃい。写真撮ってきてね」と新入生を見送る親の姿もあった。


(写真:入り口では手指の消毒が行われた。)

 新型コロナウイルス感染症対策のため、ホール入口付近では消毒・検温が行われていた。また、ソーシャルディスタンスを保てるよう、客席は1席ずつ間隔を開けて資料が置かれていた。


(写真:式辞を述べた藤澤学長)

 藤澤正人学長は式辞で、「この恵まれた教育・研究環境を備えた、すばらしい神戸大学で、健康に留意し、有意義な、悔いのない充実した学生生活を送られることを祈念いたします。」と新入生を激励した。


(写真:記念講演で新入生の前で語る高士薫さん)

 記念講演では、法学部出身(1975年卒)で、神戸新聞社相談役の高士薫さんが登壇。「きら星の神大卒業生 あなたも」という演題で新入生を激励した。
 高士さんは、神戸大学は人と人との豊かなつながりを持とうとするうえでいい大学であるとしたうえで、「素のままの自分を出して豊かな仲間をつくってほしい」とメッセージを送った。

 ステージでは、応援団とレイバンズチアリーダーによる演舞が行われ、会場は新入生の手拍子と拍手に包まれ式は終了した。


(写真:フィナーレは応援団とレイバンズチアリーダーによる演舞。)

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