交響楽団第72回定演 サン=サーンスなど3曲を披露

 神戸大交響楽団は、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで12月10日、第72回定期演奏会を開催し、クラシック3曲を披露した。3番目に演奏したサン=サーンスの交響曲第3番では、ピアノとオルガン付きの特殊編成を組んだ。<奥田百合子>

(写真:演奏を披露する交響楽団)

 1曲目に演奏したのは、ドイツの後期ロマン派を代表する作曲家、E.フンパーディングの歌劇『ヘンゼルとグレーテル』序曲。クリスマスのオペラの定番として演奏され続けている作品だ。この曲では、学生団員の西山大志(国人・4)さんが指揮を務めた。複数の主題が交錯しながら展開され、最後は穏やかな眠りにつくように演奏が終えられた。

 2曲目は、A.ドヴォジャークの交響詩「英雄の歌」だ。2曲目からは客演指揮の新田ユリさんが指揮を務めた。この曲は、弦楽器による力強いメロディーとともに開幕した。曲中では、弛緩と緊張が多く作られていて、聞きごたえのある作品となっていた。

 30分の休憩をはさんだのち、3曲目は今回の公演の目玉であるサン=サーンスの交響曲第3番 ハ短調が演奏された。ピアノとオルガン付きの特殊編成を組み、新鮮なプログラムになった。この曲では、「循環主題」と呼ばれる1つの主題が形を変えながら隅々にまで配置され、全曲を有機的に統一しているという。閉幕後には、観客たちの拍手がしばらく鳴りやまなかった。

(写真:多くの観客が演奏に聞き入った)

 ステージマネージャー総合責任者を務めた、ヴィオラ奏者の久木原和輝(工・3)さんは、「各マネージャーを上手く連携させることが本当に難しかったです。それぞれがどれだけ準備してきたとしてもうまく伝達出来ていないことがあり、足並みが揃わないことが多かった。」と苦労を語る。しかし、演奏会を終えて「楽しかった!ただその一言に尽きます。本番ではこれまで追い求めてきた音色を奏でることが出来て、曲の世界観に浸ることが出来ました。また開場時はロビーにいましたが、たくさんの人がご来場頂くところを見るだけで楽しかったです。」と話した。

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