レイバンズチア、USA地区大会で演技 初の全国出場はならず

 レイバンズチアが1月21日、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)で行われたUSA Regionals 2023 関西大会に出場した。アヴリル・ラヴィーンの「ハローキティ」や三代目 J Soul Brothersの「THE Sharehappi」などをリミックスした曲に乗せ、赤とシルバーのポンポンを用いた演技を披露した。結果は、基準得点の80点を下回る72.33点で、初の全国選手権進出はならなかった。<塚本光、本多真幸>

 1月21日、神戸大アメフト部レイバンズチア(RAVENS CHEER)は、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)で行われたUSA Regionals 2023 関西大会に出場した。

 USA Regionalsは、チアリーディングやダンス競技などの指導・育成団体のUSAジャパンが主催する、チアリーディング・ダンス選手権の地区大会だ。演技は点数で評価され、基準点を獲得したチームは、3月に千葉県で開催される全国選手権大会「USA Nationals」に進出する。レイバンズチアは2018年の初出場からNationals進出を目標に掲げているが、まだ成し遂げることはできていない。

(写真:演技を披露するレイバンズチア。2023年1月21日、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で。)

 レイバンズチアが出場した大学編成Pom部門Largeは、ポンポンを使うのが特徴で、16人から24人で演技を行う。演技構成に求められる内容は、スポーツ応援などのシーンに合うことや、揃ったアームモーションやダンス、ラインワークなど、フロア全体を活用した視覚的効果があることだ。

 10人の審査員が座る審査員席の目の前での演技だった。レイバンズカラーの赤と黒を基調とした、おなじみの衣装に身を包んだ出場メンバー17人が、アヴリル・ラヴィーンの「ハローキティ」や三代目 J Soul Brothersの「THE Sharehappi」などをリミックスした曲に乗せ、赤とシルバーのポンポンを用いてパフォーマンスした。
 
 結果は100点中、進出基準得点の80点を下回る72.33点で、初の全国選手権出場はお預けとなった。大会後、レイバンズチアの藤中愛主将(営3年)が、ニュースネット委員会のインタビューに応じた。

―――今大会には、どのような思いで臨みましたか。
 今回の大会に向けては、1年以上前から準備をしてきました。振り付け作り、隊形構成から全て自分たちで考え、技の練習や細かい点の揃えに励んできました。レイバンズチアとして、学年を超えてよりまとまりのある部活動を目指して臨みました。

―――今日の演技と結果を振り返ってどのような気持ちですか。
 結果は悔しいものではありましたが、3年生としてはやり切った気持ちでいっぱいです。また、1年間付いてきてくれた元気で可愛い2年生には感謝してもしきれません。先輩方、後輩の皆、保護者の方に見にきていただき、改めて沢山の方の応援によって支えられていることを実感しました。

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