6月18日、関西学生選手権水泳競技大会(水球)の2日目が行われた。1戦目の大公大戦は、13-8で勝利し、2戦目も強豪のびわこ成蹊スポーツ大相手に終盤に追い上げを見せたが、序盤の失点が響き、7-9で敗れた。神戸大水泳部水球面は、1日目の結果と合わせて1勝2敗とし、24日には立命館大と対戦する。<塚本光・蔦旺太朗>
6月18日、水球の関西学生選手権水泳競技大会兼日本学生選手権水泳競技大会関西支部予選会の2日目が行われた。
6月17日から24日まで行われる予選ラウンド1部の1位から3位までの3チームと、1部の5位対2部の1位、1部の4位対2部の5位で行われる入替戦の勝者2チームを合わせた5チームが6月25日から7月8日までの決勝ラウンドを戦う。上位2チームが日本学生選手権(インカレ)に出場することができる。
大公大戦は劣勢でスタートした。第1ピリオドに3点を入れられ、2点ビハインドで終えた。
しかし、第2ピリオドで一気に形成逆転し、一挙5点を取ると、その勢いで第3、4ピリオドにも得点を重ねて、13-8で勝利した。
びわこ成蹊スポーツ大戦は、第1ピリオドにいきなり4点を入れられ、第1ピリオド終了間際に伊藤がゴールを決めるが、第2ピリオド開始早々にゴールを決められる劣勢の展開だった。
しかし、第2ピリオド中盤に新保が連続で得点を取り、2点差まで追い上げた。
第2ピリオド終了直前に、ペナルティスローを決められ、3-6の2点差で前半終了した。
第3ピリオドも新保と濵田がゴールを決めるが、相手も2点を入れた。
3点差のまま迎えた第4ピリオド、神戸大は、またも新保と濱田が連続で得点を入れ、1点差まで追い上げた。
しかし、追いつくことはできず、終盤に1点を入れられ、7-9で敗北した。
1日目に行われた龍谷大学との試合は、10-22で負けているため、予選の成績を1勝2敗とした。
びわこ成蹊スポーツ大学では4得点を決めた新保主将は以下のように答えた。
ききて)初戦の大阪公立大学戦は5点差で勝利したが、振り返ってどうだったか。
新保主将)少し格下との対戦だったが、スタートが悪くて先制されてしまった。しかし、そこから立て直すことができてよかった。
ききて)びわこ成蹊スポーツ大との戦いで、第2ピリオドから立て直した際、どう修正したのか。
新保主将)第1ピリオドは泳がれてしまった。「攻め終わり」を意識しようと伝えて、泳がせないような守り方や攻め方をすることで、カウンターアタックを防げた。
ききて)惜しくも及ばなかったがどう振り返るか。
新保主将)自分達が目標にしているインカレ出場に向けて、勝たないと行けない相手になる。来週以降もまた当たることになると思うが、実力的には今回の点数以上に及ばないので、組織力でどうにか修正したい。
ききて)来週以降の意気込みを。
新保主将)2チームしかインカレには行けないので、格上を倒さないとインカレ出場できない。個々では劣っているし、そこの差は簡単に埋められないが、組織力を向上して戦っていきたい。
了
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