6月26日の朝、六甲台第2キャンパスにあるLANSBOXのトイレで焼け跡が発見された。けが人は確認されていないが、4月と5月にもLANSBOXのトイレの便器のフタが焼かれるぼや騒ぎが相次いでおり、学校関係者は不安を露わにしている。<尾畑陽貴、川﨑成真>
(写真:26日昼に、消防による現場検証が行われた。2023年6月26日12時24分。読者提供)
生協職員によると、6月26日の朝にLANSBOX食堂の1階にある女子トイレで、何かが燃えたような跡が発見されたという。けが人は確認されておらず、同日の昼頃には消防隊がキャンパスを訪れて原因を調査した。
(写真:小火の報告されたLANSBOXの女子トイレ。現在は使用禁止となっている。6月26日13時28分撮影)
なお、六甲台第2キャンパスにあるLANSBOXのトイレでは4、5月にもで小火が2件報告されている。
●「4、5月に小火相次ぐ 六2キャンパスのトイレで」
LANSBOXの職員は、「4月、5月の小火についての張り紙も貼ってあるのに、またこんなことが起こると同一犯かもしれないし不安になる。大学の敷地の中でも外側に位置するトイレなので大学部外者が犯人かもしれない」と、相次ぐ小火に対する心情を述べた。
神戸大は、サイト上にキャンパス内で事故・事件が起こった場合の対応を掲載している。火災が発生した場合は、大声で周囲に知らせ、火災報知器を使用。また、初期消火が可能な場合は消火器を使用し、消火不可能な場合は避難して119番へ通報するとともに、最寄りの事務室に連絡する。事務室の勤務時間外でも、学内に設置されている緊急電話などで、門衛所や消防への通報が可能。
▽神戸大サイト「キャンパス内で事故・事件等が発生した場合」
https://www.kobe-u.ac.jp/campuslife/life/manner/accident.html
了
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