「灘チャレンジ2023」 9月17日(日)に都賀川公園・灘区民ホールで

 9月17日(日)11時~16時、都賀川公園(神戸市灘区千旦通)と灘区民ホール(同岸地通)で「灘チャレンジ2023」が開催される。ステージ発表や模擬店、災害にまつわる展示などが行われる予定だ。灘チャレンジ実行委員会の担当者は、震災と灘の街について思いを語った。<川﨑成真>

(画像:「灘チャレンジ2023」のポスター 実行委員会公式X(旧Twitter)より)

 「灘チャレンジ」は、1995年に起きた阪神・淡路大震災の復興祭として始まった、28年の歴史を持つ地域の夏祭り。神戸大学の学生が中心となり、地元の住民と協力して運営されている。ホームページによると、例年、およそ一万人が来場する。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年、21年には中止となっていたが、昨年は3年ぶりに復活した。

 実行委員会によると、今年は以下の企画が計画されている。

▼ステージ

 神戸大学合気道部や神大モダン・ドンチキといった神戸大学の団体のほか、社会福祉法人たんぽぽ、吹奏楽団「湊」といった神戸を中心に活動する団体が出演する。また、企業からの協賛品が当たるビンゴ企画や来場者参加型のゲーム企画も予定されている。

▼模擬店

 地域で活動する団体により、シフォンケーキや焼きそばなどが販売されるほか、子供向けの虫よけスライム作りが出店される。実行委員会はアップルパイと餅を販売する。餅つきには来場者も参加可能だ。

▼展示

 地域で活動する個人・団体と実行委員会により、災害にまつわるものなどが展示される。

 この他にも、地域住民が不用品などの販売を行う「リサイクルマーケット」、実行委員会による子供向けのミニゲームの出店が予定されている。

 灘チャレンジ実行委員会の担当者は、「今年度の灘チャレンジでは、『これからのなだへ』という方針を掲げました。灘チャレンジは、阪神・淡路大震災の復興祭として始まりました。しかし、私たち学生はもはや阪神・淡路大震災をリアルタイムで目にした世代ではありません。大学進学によって灘に生きることになり、そこで初めて震災と灘の街について知ることになる人も多いのです。そんな私たちが、この街にどのようにかかわっていくのか。また、学生だけでなく、灘の街自体も変わり続けています。震災などの過去を忘れず、これから起こる災害から街と人を守り、さらにこの街に暮らすみんなが輝ける街にしていくにはどうすればいいのか。私たちは、灘に生きる一人ひとりとして、灘チャレンジを通して灘の街と向き合い、これからの灘を盛り上げていきます!」と語った。

《灘チャレンジ2023》

●日時=2023年9月17日(日)11時~16時。

●場所=
都賀川公園(〒657-0056、兵庫県神戸市灘区千旦通4丁目3−9)[地図]

灘区民ホール(〒657−0832 兵庫県神戸市灘区岸地通1丁目1−1)[アクセス]

※両施設間は徒歩4分程度で移動可能。

●主催=灘チャレンジ実行委員会。

●実行委員会公式X(旧Twitter)=https://twitter.com/Ncha_2023

●ホームページ=https://nadachallenge.wixsite.com/nadachallenge

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