1月27日~31日にかけて北海道で開催されたフィギュア国体に、壷井達也選手(国人3年・シスメックス)が出場。1日目のショートは15位と厳しい滑り出しとなったが、2日目のフリーをノーミスでまとめ、総合6位の成績を残した。壷井選手は2月下旬にオランダで開催されるチャレンジカップ2024にも出場が決定している。<尾畑陽貴>
1月27日から31日にかけて、nepiaアイスアリーナ(北海道苫小牧市)で第78回国民スポーツ大会(旧国体)フィギュア競技が開催。神戸大からは壷井達也が出場した。

(写真:演技中の壷井選手 写真は近畿選手権のときのもの)
シスメックススケートチームの発表によると、壷井選手は手首の骨折のため1月上旬の全日本インカレを棄権した。今回の国体でもケガの影響からか、壷井選手は1日目のショートで調子を崩してしまった。4回転サルコウや3回転アクセルがうまく決まらず、転倒で大幅な減点を受ける。ショートのスコアは55.15で、32人中15位でのスタートとなった。
2日目に迎えたフリーでは、壷井選手は自分の演技を取り戻して巻き返しを見せた。1日目に失敗した4回転や、3回転アクセル+オイラー+3回転サルコウといった難易度の高いジャンプを成功させ、全体をノーミスでまとめる。2日目のスコアは162.78で、フリーは全体2位。個人の総合スコアは217.93で、全体6位であった。
壷井選手は、2月22日(木)~2月25日(日)にかけてオランダ・ティルブルフで開催される国際大会・チャレンジカップ2024に日本から派遣されることが決定しており、今回の国体で優勝を飾った友野一希(同大・上野芝ク)とともに男子個人の部に出場する。
了
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