去年12月に、コカインを摂取したとして、神戸市内で大学生5人が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたと5月27日に報道各社が報じた。複数の報道機関が、うち1人が「自称・神戸大生」だと報じている。ニュースネットの取材に対し、神戸大の学生支援課は29日、「神戸大の学生かは確認できていない」と答えた。<ニュースネット取材班>
5月27日、報道各社は、「2023年12月、コカインを使用したとして、神戸市東灘区在住の大学生5人が、麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕された」と報じた。コンビニエンスストアの駐車場でパトロール中の警察官に不審な行動をとったことから、職務質問を受け、任意の尿検査でコカインの陽性反応が出たと報じ、5人はいずれも容疑を否認していると伝えています。
このうち、産経新聞や毎日放送、朝日放送、読売テレビは、「自称・神戸大生ら」と報道。神戸新聞も「現在は神戸大や同志社大、近畿大などに通っていると話しているという」と伝えていて、毎日放送や関西テレビは、5人の実名も報じている。
また、関西テレビやサンテレビなどは「5人は同じ中学に通っていた」、「中学の同級生」と伝えている。
▼自称神戸大生らコカイン摂取か、5人逮捕「使用した覚えない」容疑否認(産経新聞 2024年5月27日21時21分)
▼コカイン使用疑いで自称・神戸大や同志社大の大学生ら5人逮捕 コンビニ駐車場で職務質問…付近に『白い粉』(MBSNEWS 2024年5月27日14時40分)
ニュースネットの取材に対し、5月29日、神戸大学生支援課は、「逮捕されたうち自称神戸大学生の者が本学の学生であるかどうか確認できていません」とし、「本学での聴き取り調査や処分については、逮捕者が本学学生であることが確認できた場合に、警察の捜査の進展を確認しつつ検討する」と回答した。
了
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