神戸大は、1月11日(土)に「阪神・淡路大震災30年シンポジウム」を開催する。1997年の震災から30年間の取り組みや研究について発信するとともに、今後の防災や減災、災害復興などについて考える。会場は神戸大百年記念館六甲ホールで、オンラインでの配信も予定されている。申し込みは1月9日(木)まで。<笠本菜々美>
(画像:シンポジウムの告知ポスター。)
神戸大は、1月11日(土)に「阪神・淡路大震災30年シンポジウム」を開催する。2部構成で、第1部は30年にわたる神戸大の復興の歩みをテーマに、学生団体の挨拶や理事による講演、神戸大卒業生と理事との議論、ボランティア活動についての報告などが行われる。また第2部では、阪神・淡路大震災以後の研究成果として、神戸大教員や神戸大出身の実務家による報告、パネルディスカッションが行われる。
シンポジウムを通して、神戸大は1997年の震災から30年間の取り組みや研究について振り返るとともに、今後の防災や減災や災害復興など、これからの取り組みについて発信する。
会場は神戸大百年記念館六甲ホールで、ZOOMによるオンライン配信も予定されている。参加費は無料。申し込みは1月9日(木)まで。
《神戸大学阪神・淡路大震災30年シンポジウム》
●日時=2025年1月11日(土)9時50分~12時半(第1部)、14時~17時半(第2部)。
●主催=神戸大学阪神・淡路大震災30年事業委員会、都市安全研究センター、地域連携推進本部。
●場所=神戸大学百年記念館六甲ホール(神戸市灘区六甲台町1-1)、オンライン。
●申し込み=Googleフォームから。※1月9日(木)締切。
●プログラム=
第1部
▽学生団体による合唱=
混声合唱団アポロン
混声合唱団エルデ
手話サークルぺんぺん草(手話歌)
▽開催挨拶=藤澤正人学長
▽基調講演=奥村弘理事・副学長
▽鼎談=
大阪芸術大学教授 住田功一さん(元NHKアナウンサー、神戸大学卒業生)
映画監督/脚本家 安田真奈さん(神戸大学卒業生)
奥村弘理事・副学長
▽報告・発表=
神戸大地域連携推進本部 山地久美子ボランティア支援部門長
学生震災救援隊
総合ボランティアセンター
灘チャレンジ実行委員会
灘地域活動センター
ボランティアバスプロジェクト
▽まとめ=神戸大学都市安全研究センター 近藤民代教授
▽挨拶=木戸良明理事・副学長
第2部
▽挨拶=神戸大都市安全研究センター長 滝口哲也さん。
▽報告
次世代ハザードマップと防災デジタルツイン(大石哲・神戸大学都市安全研究センター教授)
持続可能な減災社会のためのライフライン地震工学(鍬田泰子・神戸大学大学院工学研究科教授)
災害法制と被災者支援(津久井進・元兵庫県弁護士会会長、1993年法卒)
防災教育によるレジリエントな社会構築(桜井愛子・神戸大学大学院国際協力研究科教授)
被災歴史資料の保全活用と被災地復興(松下正和・神戸大学地域連携推進本部特命准教授)
未来を見据えた事前復興(窪田亜矢・東北大学大学院工学研究科教授)
▽パネルディスカッション=上記報告者が登壇
▽総括=神戸大学都市安全研究センター 近藤民代教授
▽閉会挨拶=奥村弘理事・副学長
●問い合わせ=神戸大学地域連携推進本部/連携推進課。
電話 078-803-5391
メール ksui-chiiki[at]office.kobe-u.ac.jp
※メールを送信する際は[at]を@に変更してください。
了
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