昨年12月28日に亡くなった加護野忠男・名誉教授のお別れ会が、6月29日(日)13時から、神戸ポートピアホテルで行われる。申し込みフォームから6月23日までに参加登録ができる。香典、供花、供物は辞退するという。実行委員会では、メッセージもフォームで募っている。
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日本を代表する経営学者で。日本の会社制度や経営組織について幅広く研究した。専門は経営戦略、経営組織。企業の監査役や関西生産性本部の理事を歴任した。
1981年に「日本企業の多角化戦略」で日経・経済図書文化賞、「日本企業の経営比較」(1983年刊)で1985年に組織学会賞(高宮賞)を受賞。「組織認識論」、「日本型経営の復権」、「経営の精神」、「松下幸之助に学ぶ経営学」など、学術書から入門者まで多数の著書がある。
国立大学で初めて1989年に誕生した神戸大MBAの立ち上げに尽力。2008年度から修士論文(専門職学位論文)のなかから優秀な作品を選考し、加護野忠男論文賞として表彰している。
「お別れ会」は、6月29日(日)13時から、神戸ポートピアホテル「大輪田の間」で行われる。申し込みはフォームから。香典、供花、供物は辞退するという。
実行委員会では、メッセージもフォームで募っている。
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加護野さんは1947年、大阪市出身。大阪府立大手前高校から神戸大経営学部、同大院経営学研究科を経て1973年同大経営学部助手となり、1979年助教授、1988年に教授。
2011年に神戸大名誉教授となったほか、甲南大特別客員教授や大阪経済大客員教授を務めた。
経営学部長退任直後の2000年、アメリカ出張中に脳出血で倒れ、体に麻痺が残ってからも精力的に活動、発言を続けた。
2024年12月28日午前、脳出血のため死去。77歳だった。
國部克彦・経営学部長が同窓会誌『凌霜』に寄稿した追悼文によると、直前まで大学の研究会に参加、家族でクリスマスの食事会を楽しんだ翌朝倒れ、2日後に急逝したという。
(写真:2021年11月28日『経営学の開拓者たち』出版記念シンポジウムで撮影)
【関連記事】「元経営学研究科長の加護野忠男・名誉教授 12月28日に死去、77歳」(2025年1月6日)= https://x.gd/TU4uq
《加護野忠男先生お別れの会》
●日時=2025年6月29日(日)13時~16時(13時30分受付開始)。
●場所=神戸ポートピアホテル「大輪田の間」(神戸市中央区港島中町6丁目10-1)。
●主催=加護野忠先生お別れの会委員会。
●公式サイト= https://b.kobe-u.ac.jp/32689 。
●申し込みフォームはこちら
●問い合わせ、メッセージ= https://b.kobe-u.ac.jp/kagono_message/
了
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