神戸大生を中心とし、現在8人で活動している「ぶさべじ~ぶさいく・べじたぶる~」。地元の農家から仕入れた新鮮な野菜を主に学生に提供し、野菜のおいしさを広める取り組みをしている。
目指すのは「食料の無駄がなく、人々が豊かさを感じる社会」。団体名には、形がきれいではない野菜でも関係なくおいしく食べるという思いが込められている。
農家から直接仕入れた野菜を使い、学生をターゲットにご飯会を開く。食の専門家をゲストに招き、食事しながら食の知識を学ぶ「学美食会(まなびしょくかい)」をすることも。今までは、利用料400円で野菜がもらえる共用スペース「べじ小屋」などを開いていた。廃棄になる予定の食材を料理し、食堂で提供する「アツメンジャー」を今年から企画している。
代表の久保陽香さん(経済・3年)は「農家の人の思いを知りながら食べる野菜は普段よりおいしい。(ぶさべじの提供する野菜を食べ)野菜を選ぶ基準が変わったという声を聞くのがうれしい」と話す。次期代表の木村有希さん(国文・2年)は「おいしい野菜をアピールし、食料廃棄をなくすことにつなげたい」と意気込む。
◎おことわり
3・4月号では、学生の学年を3月までの学年で表記しています。
【お詫びと訂正】
2018年3・4月号掲載の「野菜のおいしさ知って 学生と農家つなぐ ぶさべじ」で「学美食会(がくびしょくかい)」とあるのは「学美食会(まなびしょくかい)」の誤りでした。お詫びして訂正します。
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