21日午後2時7分ごろ、鳥取県で震度6弱の地震があり、神戸大でも揺れを感じた。
気象庁の観測によると震源地は鳥取県中部、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード6.6と推定されている。津波の心配はない。同県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で最大震度6弱を観測。関東から九州にかけての広い範囲で震度1以上の揺れがあった。
神戸市内では震度3を灘区八幡町、中央区脇浜、東灘区住吉東町などで、震度2を須磨区若草町などで観測した。
地震時、社会科学系図書館2階の開架図書室にいた内田勇希記者は、携帯電話で緊急地震速報を受信してから約10秒後に小さな揺れを感じた。揺れは短く、10秒未満。建物や窓ガラスが音を立てて揺れたが、物が落ちるようなことはなかった。
また鶴甲第2(発達)キャンパスB棟2階にいた竹内涼記者は、小刻みな揺れを2回ほど感じ、建物からミシミシと音が鳴るのが聞こえた。当時講義中で、速報音に驚いた学生が多く、机の下に隠れた学生もいた。講義を担当していた教員は周辺の安全確認を行った後、講義を再開した。
大学は、安否確認システム「ANPIC(アンピック)」を通じて学生に安否確認メールを一斉送信した。兵庫県や周辺の府県で震度5弱以上の揺れを観測した際に、教務情報システム「うりぼーネット」に登録されたメールアドレスに自動で送信される仕組み。 学生は、メールに書かれたリンクから自身の安否や現在地などを大学に報告できる。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。