学内最大規模の学祭「六甲祭」が12日始まった。「空前絶後の秋、到来。」をキャッチコピーに、ステージイベントや模擬店などが開かれ、多くの来場者でにぎわっている。初日は「Ms.Campus KOBE」(ミスキャン)や、俳優・南野陽子さんの講演会などが行われた。
今年のミスキャングランプリには岡田詩央里さん(経営・3年)が輝いた。5分間の自己PRタイムでは、友人らと共にダンスを披露。ファッションショーのコーナーでは昨年グランプリの福永裕梨さん(経済・4年)からグランプリが発表されると、岡田さんは涙ぐみながら「今まで自分に自信がなくなることがたくさんあったが、みんなが大丈夫だよと言ってくれてきょうまでやってこれた」と感謝の言葉を語った。
午後1時からは南野さんの講演会「一人の女性としての生き方」が、出光佐三記念六甲台講堂で行われた。兵庫県出身で今年デビュー31周年を迎えた南野さん。講演では、上京してからの苦労話や仕事への姿勢などを語り、学生らに向けて「自分の人生の責任者は自分。やりたいことをやって」とエールを送る場面もあった。「苦労話もしたけれど、自分の人生はハッピーです」と講演を締めた。来場した鹿児島県在住の女性は「いつまでも変わらずきれいな人だった。これからも頑張ってほしい」と話した。
初めての開催となるカラオケ王者決定戦が、午後3時からグラウンド内メインステージで行われた。8人の出場者がステージ上で歌声を響かせ、得点を競った。優勝したのは4人目に登場した経済学部1年の男子学生。HY「366日」を声量ある歌声で熱唱し、96.512点の高得点を記録。表彰の場では「いい経験をさせていただいてありがとうございました」と笑顔で話した。
六甲祭は13日も午前10時から六甲台第1キャンパスで開かれる。24日発行予定の「ニュースネット」11・12月号でも詳報します。
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