伝統の一戦は京大の勝利で幕を閉じた。
神戸大の先発はエース瀬川。神京戦での登板は三年ぶりということもあり、京都大打線を3人で抑える順調な立ち上がりを見せる。その後6回までに許したヒットは1本だけ。好投手相手にエースの意地を見せた。
流れが動いたのは2-0、神戸大リードで迎えた7回表だった。「最初のフォアボールで流れが変わってしまった。」と瀬川投手。その日始めて先頭バッターの出塁を許すと、6安打5得点の猛攻を受け、無念の降板となった。
打線は8回、4番佐治のタイムリーで1点を返し、意地を見せるが反撃はそこまで。炎天下での白熱した戦いは、3-5で京都大が勝利した。
今季、関西学生リーグで23季ぶりの勝ち点をあげ大きな注目を浴びた京都大との一戦。最速149km/hを誇る本格派右腕との対戦を前に、速球に慣れるためマシーンの設定を変えるなど、田中攻略の対策を重ねた。目標は3点、対策は成功だった。ヒットの数は京都大を上回り、敗れはしたものの得られたものもある。「(負けてしまったが)打撃面はちゃんと結果が出せた。秋までに守備を固めたい。」と山本主将。今後も神戸大野球部から目が離せない。
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