学生会館の閉館時間が午後10時から午後9時となってから4カ月が経過した。多くの学生が変更された時間を守って利用しているが、遅くまで作業や練習をしていた団体への影響は大きく、知恵を絞って利用せざるを得ないのが実状だ。【10月1日 神戸大NEWSNET=UNN】
今年1月、突如大学から学館利用時間の2時間短縮が通告された。午後10時までの利用が午後8時までとされ、学館を利用する部やサークルに衝撃が走った。その後学生と大学間の交渉によって午後9時の閉館に落ち着いたが、多忙な団体には大きな打撃となっていた。
本紙記者が実際に閉館前の学館を観察したところ、午後9時前には多くの学生が片付けを開始。閉館時間を過ぎると練習する学生はほとんど見られず、学館内に残っている人はほぼいないという状況だった。
各団体は工夫して閉館時間に対応する。学館に部室がある応援団総部では、六甲祭に向けた作業を六甲台で行っている。演劇部自由劇場では朝練や個人練習を増やしている。
学館を練習場所にしているブルーグラスサークルの学生が「練習できる時間が少なくなることは痛いけど、時間が変わったのならそれに合わせるしかない」と話すように、変更されたルールを順守する姿勢が全体として浸透しているようだ。
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