第23回男子ラクロス部1リーグ戦、神戸大―京都大が11日、鶴見緑地球技場(大阪市)で行われた。神戸大は第1QにAT平田主将(経営・4年)の鋭いシュートで先制。しかしその後はパスミスが目立ち、逆転される。第3Qで3―3の同点にするも、第4Qでまたもやミスから攻められ2点を献上。3―5で敗れた。【8月13日 神戸大NEWSNET=UNN】
いきなりの昨年度1位(京大)2位(神戸大)同志の対決。多くの注目が集まった試合は京大に軍配が上がった。敗れた神戸大の平田は涙をにじませながら応援に来た観客に挨拶を述べた。
神戸大は第1Q、平田の鋭いシュートがゴールをえぐり、幸先よく先制する。しかし相手は昨年度優勝の京大。タイムアウトを取り、いったん落ち着くと、すぐさま神戸大からパスカット。そのままフリーでシュートを決めて振り出しに戻す。
その後、神戸大は練習時と違うボールを使用しているということもあり、なかなかパスワークがうまくいかない。それでもDF陣が粘り、第3Q終了時点で3―3の同点。しかし最終第4Qの折り返し地点のころ、これまで粘ってきたDF陣が痛恨の失点をし、勝ち越しを許す。さらに1点を追加され、結局3―5で敗れた。
藤坂ヘッドコーチは「勝てた試合だった」と悔しそうに振り返った。しかし、同時に「昨年度より(京大との)差は縮まっている。今までやってきた練習は間違ってはいなかった」と敗北の中でも手ごたえを感じていたようだ。また、平田は「DFは5失点とよくやった。その中でOFが点を取れなかったのが敗因」と反省している様子だった。
しかし下を向いてはいられない。まだ第1戦。これからまだまだ試合は続く。リーグ上位に入れば、上位のチーム同士によるファイナルがある。「ファイナルこそ京大を倒す」と平田はやる気十分の様子だった。
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