神戸大学生協学生委員会（以下、GI）が企画する、「GI BOOK CAFE」が国文キャンパス学生ホールで行われた。これは最近一般にも浸透しつつあるブックカフェを期間限定で開くというもので、訪れた学生は静かに本を読んだり、お喋りを楽しんだりして、思い思いの時間を過ごした。「GI BOOK CAFE」は７月20日まで、毎日午後2時30分から開店する予定。【7月18日　神戸大NEWSNET＝ＵＮＮ】

ブックカフェとは書店付き喫茶店のことで、販売されている書籍を読みながら飲み物や軽食を楽しむことができるサービスを提供する。GIでは大学生協の書籍部へより多くの人に来てもらうきっかけとして今回のブックカフェを企画した。

学生ホールの半分を使って準備された「GI BOOK CAFE」は、いつもの賑やかなホールとは異なり、ジブリの音楽が流れる落ち着いた喫茶店のような空間となった。スタッフ役の学生も白シャツにエプロンを着用し、さらに本物らしさを演出。一方の書籍は「神大生におすすめの本」として、東野圭吾、恩田陸などの有名作家の小説から、スティーブジョブズの自伝や週刊少年ジャンプまで、人気書籍を多彩に取り揃えた。また、通常の生協書籍部では全ての本を定価の7％引きで販売しているが、今回のブックカフェで販売される本に限り定価の10％引きで販売するなど、訪れた客を喜ばせる工夫も凝らした。

カフェの「オーナー」である菅原勇貴さん（経済・3年）は「本が通常より安くなっていたり、100円本を販売していたりするのでぜひ足を運んでほしい。美味しいものを用意してお待ちしています」とさらなる来店を呼びかけた。

「GI BOOK CAFE」は7月20日まで午後2時30分から毎日開催されるが、日によって閉店時間が異なるので注意が必要。18日は午後3時45分、19日は午後5時、20日は午後5時30分で閉店となる予定。