農学部食料環境経済学コースの2年生ら3人が、11日、阪急岡本駅近くの「ミドリカフェ」で、地元で作られた農作物を地元で食べる「地産地消」をテーマにした勉強会「Act locally ~地産地消を深める~」を開いた。農学部の学生を中心に10人が参加し、終始和やかな雰囲気でお互いに意見を交わしていた。【1月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
10人はまず、地産地消についてのメリットやデメリット、地産地消に取り組む農協の直売所などについて、資料をもとに意見を出し合った。その後に、NPO「食と農の研究所」の中塚華奈さんが地産地消に関する講演をした。中塚さんは、最近の2日間に食べた物を書くワークシートも使いながら、主に食と健康についての観点から、地域の物をバランスよく食べていくことの大切さについて語り、参加者らはテーブルを囲みながら熱心に聞き入った。
企画者の一人、曽束安里紗さん(農・2年)は、「企画者としてより一人の参加者として、大学でなかなか学べないテーマである『地産地消』についてもっと勉強したくなった」という。「食と農について、このようにみんなでワイワイやる形の企画もやりたいし、そんな企画がどこかであれば参加したい」と今後の意気込みを話した。
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