神戸学生制作会はアクタ西宮で8月16日から21日にかけて部員の美術作品の展覧会「8月展」を実施した。今年のテーマは「笑顔と明日」。【9月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸学生制作会(神制)は神戸大美術部凌美会や大阪市立大青桃会など関西10大学の美術部の連合体である。「8月展」は毎年行われており、今年も各大学の学生によって作られた美術作品が多数展示された。作品はスタンダードな油絵や水彩画のほかにもボールペンのみで描かれた絵画や粘土で作られた立体作品など多種多様である。
展覧会の観客からは「学生の展覧会と思って来たが、予想以上にレベルが高く、感動した」「個性があって、楽しめたしエネルギーをもらえた」と作品を称賛する声が多数聞かれた。
また責任者である神戸大の島田賢二さん(海事・2年)は「前回の神制による展覧会は展示を各大学ごとに分けていた。でも今年は大学の垣根を取り払って、大学単位ではなく、作品の印象や色使いで配置を決める、という所に最後までこだわりました」と語った。またテーマを笑顔と明日にした理由について「東日本大震災の復興の気運を少しでも高めたい、という思いから希望の象徴としての『笑顔と明日』というものをテーマに設定しました」と話した。
次回の神制の展覧会である2月展にも期待したい。
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