兵庫県学生バスケットボール選手権2日目が6月21日、関西学院大体育館で行われた。20日の1回戦で兵庫教育大を破った神戸大は、21日の2回戦でシードの甲南大と対戦。健闘するも53-81で破れ、2回戦敗退となった。【7月3日 神戸大NEWS NET=UNN】
初戦の対兵教大戦を控え、藪脇コーチは「(勝てば二回戦で戦う)甲南大を想定して準備をした」と話した。甲南大とは5月の定期戦で1ヶ月半前に対戦。その試合は、43-105という完敗を喫している。
初戦を106-71で快勝し、2回戦に進んだ神戸大。迎えた甲南大戦で、選手らが成長を見せた。第1Qで12点差をつけられたものの第2Qは食らいつき、前半を15点差で折り返す。第2Qのほぼ互角な展開を生んだのは「ディフェンス面の成長」だと落合(国文・2年)は振り返った。しつこいマンツーマンディフェンスで、何度も相手の得点が止まる時間帯を作った神戸大。後半、一気に点差を縮める場面もあり、最後まで戦い抜いた。最終スコアは53-81と大差がついたが、落合は「やりようによっては希望がある」と手応えを口にした。
藪脇コーチは、照準をあくまで9月からのリーグ戦に絞っている。7月3日に開幕する三商大戦については「相手に関わらず当然しなければならないことをやっていく」と1つのステップであることを強調。ひとまず今回の試合でリーグ戦につながる確かな成長を示したチームに、少しほっとした表情を見せていた。
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