主将不在でも難なく突破 全日本大学フットサル関西予選

全日本大学フットサル大会2009関西予選が7月4日、京都府立伏見港公園体育館で行われた。前年度王者の神戸大は、予選リーグで帝塚山大と関大にそれぞれ10-1で勝利し、代表決定戦でも近大生物理工学部に6-1で勝利。8月27日から舞洲アリーナで行われる本戦への出場を決めた。【7月4日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 主将がいない。緊急事態にも彼らは動じなかった。?

 この日、A石村主将(工・4年)は所属する研究室の卒業研究発表で欠場。守備の要、B中島(農・4年)も選手登録が間に合わなかったことと、教育実習で出られなかった。主力2人がいない中、「なんとか結果が出せてよかった」。強化担当でゲームキャプテンを務めたA上原(工・3年)は安どの表情を見せた。?

 代表決定戦の近大戦では、先制し、一度は追いつかれるもののA伏見(理・2年)のゴールで再びリードを奪った。そこからは神戸大の独壇場。走る、蹴る、考える。全てのスピードと連動性で上回り、危なげなく勝ち切った。

 今年の神戸大は、昨年とはガラリと変わった。主力を張っていた4年生が抜けたことで、守備面の脆さを露呈している。兵庫予選でもヒヤリとするシーンが多く、この関西予選でも全試合で失点を喫した(昨年は3試合で1失点)。「守備でリズムが作れない」(上原)。?
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 これで本戦出場が決まったが、「今日みたいなレベルなら勝てるだろうが、このままでは厳しい」との声が複数の関係者から漏れた。守備面の改善を本戦までにどこまで進められるか。大学フットサル界を背負う神戸大の、連覇への道は、簡単なものではない。

 また、あす5日には関西リーグ初戦が控えている。相手は大型補強に成功した強敵、ドリーム。「切り替えてやらないと、ボコボコにされる」(上原)。まずは関西リーグで、真の実力を見極める。

●全日本大学フットサル大会2009関西予選(7月4日・京都府立伏見港公園体育館)
▽予選第1戦
神戸大 10-1 帝塚山大?

▽予選第2戦
神戸大 10-1 関 大?

▽代表決定戦
神戸大 6-1 近大生物理工学部?

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