兵庫県大学フットサルリーグ2008第2節、神戸大レグルス-神戸大フォルサが11月22日、海事科学部体育館で行われた。後半に再逆転したレグルスは、試合終了間際に失点し大金星を逃した。これにより、レグルスは勝ち点を1とし、初陣でリーグ初勝ち点を手にした。【11月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
後半12分、笑顔が3度弾けた。「たまたまです。味方がチャンス作ってくれたから」。P稲田(農学研究科・修1年)がハットトリックで5-4。フォルサを土俵際まで追いつめた瞬間だった。
前半はたしかに苦戦した。床が滑りやすく、レグルスの本来の戦い方である「パスフットサル」が機能しなかった。そこでチームは戦術を変更。ミスを避けるためロングボールを用いると、これがハマった。
「滑りやすかったのが、こっちには有利でした」とA広渡主将(理・3年)の表情は明るい。試合終了間際にアンラッキーなオウンゴールで勝利は逃したものの、格上であるフォルサを苦しめ、順調なスタートを切れたからだ。
レグルスは神戸大の3つ目のフットサル部チーム。夜間主コースの学生を対象としたクラブで、現在は部員10数人で活動を続けている。近年力を付け始め、兵庫ミドルリーグに昇格も果たした。だが、神戸大の夜間主コース廃止に伴い、3年後には廃部が濃厚だ。チームの主要メンバーは昼間主の学生。フォルサでも、ゲレイラでもない場所でプレーすることを選んだ選手らだ。「フォルサとかゲレイラみたいにハードなのはちょっと…」と苦笑する広渡主将。力まず、自然体で戦えたのがこの試合での健闘の原因だったのかもしれない。3つ目のチームの航海は、いま始まったところだ。
●兵庫県大学フットサルリーグ2008第2節(11月22日・海事科学部体育館)
神戸大レグルス 5 2-1 5 神戸大フォルサ
3-4
【神戸大レグルス】前川、広渡、稲田3
【神戸大フォルサ】横畑3、田中、OG
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。