作品の舞台は、人間とアンドロイドが共存する街。そこに記憶を失った1人の女性が迷い込んで来た。街はドームに覆われていて、人が出入りすることはできないはず。いったい、彼女はどうやって入って来たのか。
物語には、観客の笑いを誘うため、原作にはない、コントを取り入れるなど工夫が凝らされた。音響や照明、衣装の制作まで、裏方の仕事もすべて部員の手で行われた。
この公演は、4年生9人の集大成となった。年始から六甲台講堂が耐震改修中で使用できないため、雪が降る中、屋外で練習したこともあったという。
最終公演を終え、主役の科学者役を務めた安眠ぴえろさん(文・4年)は「やりきって、思いっきり疲れました」と充実した表情。後輩へは「とにかく楽しく生きろよ」とエールを送った。
訪れた落語研究会の甲家覇丸さん(理・2年)は「さすが、はちの巣座。クオリティーが高い」と興奮していた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。