神戸大交響楽団の第56回定期演奏会が12月10日、西宮市の兵庫県立芸術文化センターで開催された。迫力ある演奏に聴衆は熱心に聴き入った。【12月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
演奏会はベートーヴェンの「コラリオン序曲」で始められた。続いてドヴォルジャークの「チェロ協奏曲 ロ短調 作品104」が演奏された。「(協奏曲を演奏した)経験がない人が部内で多かった。挑戦しようという思いがあった」と団長の東岡泰一さん(工・4年)。
休憩をはさんで、プロコフィエフの「交響曲第5番 変ロ長調 作品100」が披露された。この曲は今回の演奏会でメインの曲。迫力ある演奏に観客は魅了された。演奏後、会場からは拍手が鳴りやまなかった。拍手にこたえてアンコールが披露された。 招待券を神戸大内でもらい来場したという観客は演奏について「交響楽団はレベルが高いと聞いていたけど、感動した。若いし、演奏に元気があってよかった」と話した。
4年生はこの演奏会で退団。東岡さんは「まだ(退団の)実感がない。あっという間だった。(交響楽団で得たものは)人のつながり。社会に出ても役に立つと思う」と話した。(記者=上村絵里、西田健悟)?
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