新しい演出で魅了 吹奏楽部サマコン

 応援団総部吹奏楽部の第26回サマーコンサートが7月5日、神戸文化大ホールで開催され、観客約900人が集まった。演奏は2部に分かれ、予定されていた全曲を力強く演奏した。【7月5日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo 開場前から約900人の観客が受付に押し寄せ、大ホールは盛況となった。最初の曲は、真島俊夫作曲「三日月に架けるヤコブのはしご」。壇上に立った指揮者の加藤学さん(発達・2年)がタクトを上げたと同時に、静まりかえったホールに大音響がこだました。8分の12の軽快なリズムで進む。一曲目で、観客を引きつけた。「一曲目から、胸にジーンときた」と訪れた40代の男性。
 第1部・シンフォニックステージの選曲でもっとも注目を集めたのが、3曲目の「Scotin’ On Hardrock」。吹奏楽では考えられないほど速いテンポで、躍動感にあふれる曲調。もともとは、ジャズの曲。作曲のボルジンガーは、この曲を「永遠のクライマックス」と表現している。「吹奏楽で演奏できるように、調曲するのが難しかった。練習でも一番苦労した曲」と部長の松本傑(農・3年)さんは話す。
 第2部のポップステージでは、「Dear Mr. Jones」など、映画やテレビでおなじみの曲が披露され、観客を楽しませた。部員が全員立ち上がり、行進しながら演奏するなど、これまでにないパフォーマンスも行われた。「行進しながらの演奏は全く新しい演出。練習場所など様々な苦労があっただけに成功して嬉しい」と松本さん。応援団部の部員も演出を手伝い、「Sexy ,Sexy」では女子部員が壇上で踊った。規定の演奏がすべて終了しても、観客席からアンコールの拍手が起き、ポルノグラフィティの「Mugen」など2曲を続いて演奏した。
 「まだまだ練習不足のところがあり、不完全燃焼だった。次に向けて頑張ります」と松本さんは、12月に行われる定期演奏会にむけて意気込みを語った。


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